滋賀県犬上郡多賀町の観光スポット特集｜多賀大社を中心とした1日満喫コース

スペシャル滋賀県犬上郡多賀町の観光スポット特集｜多賀大社を中心とした1日満喫コース2022.07.06 Wed

多賀大社

「お多賀さん」の愛称で地域住民から愛され、滋賀県の中でも有名な神社である、多賀大社。初めて夫婦の道を開いた伊邪那岐大神（いざなぎのおおかみ）・伊邪那美大神（いざなみのおおかみ）様がまつられており、縁結びのパワースポットとしても知られています。

また、多賀町には多賀大社だけではなく、「EXPASA多賀」や「胡宮（このみや）神社」などの観光スポットがあります。

今回は、当メディアの編集長・おばた（@obata__nagahama）が、多賀大社周辺の観光スポットへ行ってきました。

・多賀大社への参拝を考えている方
・長浜、彦根、多賀エリアの観光を検討している方
・滋賀の魅力を知りたい方

上記に当てはまる場合は、ぜひ最後までお読みください。

おばたとお多賀さん

恒例のガッツポーズ

多賀大社の歴史

滋賀県第一の大社である多賀大社。伊邪那岐大神・伊邪那美大神の2人の神様は、伊勢神宮にまつられている天照大神（あまてらすのおおみかみ）の父親と母親にあたり、「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」という俗謡もあるそうです。

生命（いのち）の親神様であることから、古く「延命長寿・縁結び・厄除け」の神様として信仰を集め、鎌倉時代から江戸時代にかけては、武家や民衆にも信仰が広まり、多賀大社の分祀社は全国239社を数えます。

春のしだれ桜、秋の奥書院の紅葉なども見事で、近辺には彦根城や湖東三山、琵琶湖などの名所にも恵まれ、年間約170万人の参拝者を迎えています。

多賀町指定文化財・太閤橋

鳥居をくぐるとすぐに見えてくるのが、太閤橋。豊臣秀吉が多賀大社に寄せた信仰から「太閤橋」と呼ばれていますが、実際は「太鼓橋」だそうです。

太閤橋は多賀町指定文化財に登録されており、多賀大社の表玄関にふさわしい重厚な橋となっています。

太閤橋

傾斜はかなり急です

注意書きにあるように、「雨や雪の日に登ること」「飲酒して登ること」「下駄やハイヒールで登ること」はかなり危険。登る場合は健康状態を整えつつ、歩きやすい靴で登ってくださいね。舐めて登ると、痛い目に遭いますよ、、、。

境内

「行ってからのお楽しみ」ということで、今回の記事ではこれ以上取り上げませんが、参拝をしたりご祈祷をしていただいたりするなど、心身を整えられる場所です。

お正月にはたくさんの人が参拝に訪れます。節目ごとに参拝へ行き、新鮮な気持ちで人生を歩んでいくのも良いですね。

日本一繊細なお菓子、多賀名物・糸切餅

多賀名物・糸切餅

多賀町の名物土産といえば、真っ白なお餅にブルーとピンクのラインが入った「糸切餅」。「日本一繊細なお菓子」とも呼ばれているそう。多賀大社の門前には糸切餅を扱うお店が複数並んでいます。

糸切り餅の歴史は古く、およそ700年前の「モンゴル襲来」にまでさかのぼります。モンゴル軍は二度にわたって日本を侵略しようとしましたが、台風の影響で二度とも撤退。日本を救った台風のことを「神風」と呼び、取り戻した平和を祝福し、人々は神社仏閣へお供え物をしました。それが弓のつるで切られたものであったため糸切餅と呼ばれるようになりました。

糸切り餅の歴史